vol.4 よっ!お久しぶり!

 新しい仕事に就いて早くも丸3ヵ月が経過した。

 たまたま、ハローワークの求人で目に留まり、会社のHPを見てみると「えっ?!まじ?!」っていうぐらい休みが充実していて、

私がこれから求めている「子育て・家族・自分」への時間との両立が可能な職場だと思い、試験を受けた。(半分は信用していないけど)

 まあ、引く手数多の福祉業界なので採用はすんなり合格。

通勤距離は1時間30分と長いけど、考え方を変えれば往復3時間は「自分の時間」なのである。

 現場の仕事はやはり体力がものをいうけど、幸い周りの職員とのノリや方向性も大きくはズレていないようで、今はやりたいように、言われるがままにやりすごしています。

 最低、1年は「暗黙」、3年目で「ベテラン風」というところか。それまでは、無難にそつなくこなそう!

 

 と、思っていた矢先に、「ヤツが久しぶりに顔を出したようだ」

 そう!我が体に同居しどいし「うっつん」ことうつ病魔。

 はじめは風邪のような症状→発熱→頭痛→やる気の減退。

 

 最近の生活を振り返ると、もちもん毎日がくたくたで、帰りの電車ではいつも寝落ちで携帯電話を落とした音で目覚める毎日。帰ったら帰ったで、子どもの宿題や明日の用意、洗濯物畳み&干しなどの家事。

 うちは昔から夫婦での明確な役割分担は決めておらず、それぞれがやれることをやるという分担形式。

 それが逆に融通が利かなくなっているのか、パートナーからの何気なく傷つく一言、こどもとは堂々巡りの言い合い(言った、言わないなど)

 おそらく、今回はこれがヤツを目覚めさせる原因の一つになったに違いない。

 

 おかげでここ2日は朝から仕事モードにならずズルやすみをしてしまった。

 ああ、、、、今月の目標は「ズル休みをしないこと」だったのに。だったまだ、有給なしで休むと減給(約1万円/日)をでかなり痛い。

 そもそも、パートナーから「わたしならそんなんで仕事を休まないけどね!」とあっさりいわれたことに怒りよりもむしろ、悲しさを覚えました。この手の病気の快復には「家族」の理解と協力が必須だとおもっていたので。

 それがむしろ、パートナーには理解不能の世界であることがわかり、うっつんとの共働生活も3年半が経つが何もわかっていなかった。理解や寄り添いもしてくれていなかったことに減滅というというか、結局理解者は同経験者でないで分かったもらえないんだと思った。

 しばらくは、物理的な距離を意識的にとったり、家の外で一人の時間を作れるようにして、リフレイミングをしていきたい。